2016年9月29日木曜日

価値を伝える

プログラミング学習の

価値をどのように伝えればいいのか



プログラミング学習の何がいいの?

それを保護者の方に伝えるのに
広告に載せるのに
WEBページを作るのに必要ですよね


人は価値を感じでそれにお金をはらいます。
コンビニでカップめんを買う人の多くは
その物体としての「カップめん」にお金を払うのではなく
とりあえず、お腹を満たす事に価値を感じでお金を払います。
コンサートに出かける人は、アーティストと同じ空間でライブに参加し、
興奮を得る。という体験に価値を感じでお金を払います。
その価値を人に伝えるて共感してもらうとお金を払ってもらえます。
価値を伝える。
口コミしやすくする。
どのように価値を伝えるいいでしょうか?
価値を伝える行為として広告や口コミというものがあります。




次の業態で考えてみましょうか、業態としては近い
ヘアサロンとリラクゼーションサロン
があります。
価値の伝える。口コミしてもらおうと思った場合に、
は実は違いがあります。
ヘアサロンの場合は その価値がビジュアル化して
客観的に判断できます。
受け手の側に主観に基づいて判断してもらえます。
SNSで拡散することも起こります。
リラクゼーションサロンの場合どんなに素晴らしい施術を受けても
その価値は「個人の感想」の域を出ません。
実際の施術を受けた人からの発信にとどまりますし
価値の発信も施術を受けた方の主観や好みが入りますし
受け手は自分の主観に伴った判断を非常にしずらい物です。
価値を表現する事ってサービスの質により変わります。

こども向けプログラミング講座はどうでしょうか?
価値を使える場合にビジュアルで伝えることができるのは
「こどもたちが楽しんでいる様子」
もしくは「成果物」ロボット・プログラミングの場合
「すごいロボット」という事になります。
当たり前ですが
本当のお客様は保護者さんです。
「すごいロボット」は一定の評価はされると思いますが
広く、そもそもメカやコンピュータに興味のある
お父さんには評価をされますが
たくさんの保護者の方に受ける物ではないと思います。
「こどもの教育に高い関心のある40代のお母さん」には
なかなか届きません

何を伝えればいいのか
プログラミングを学ぶ事で得られる、「論理的思考力」であったり
こどもが成長する具体的プロセスだったりすると思います。
ひとつのものを完成させたことを「ヒント」に、
さらに次の難易度の高いものへ自分でハードルと少しづつ
上げていく。
こんなものを作れば、もっと面白いことが出来るのではないかと
いう創造力をプログラミングで形にしていく
自分で問題を出して、自分で答え、自分で答え合わせして
間違い直しをする。
それを繰り返して、深い思考力を身に着ける、自分で達成する経験をする
失敗であきらめず、計画を立て、やり抜く力だと思います。
ビジュアルでは見せにくいものです。
保護者の方に共感してもらえる様に
エッジの効いた「言語化」
イメージを共有したいハッキリとした
言葉で表すが必要なのだと常に思っています。
むつかしいです。
体験会を繰り返して、試行錯誤してます。



だって
こどもたちが
プログラミングを学ぶ事で得られるのは素晴らしい
事なのに、その価値をうまく伝えることができずに
安易に楽しそうでしょ!と 価値に合わない金額で
提供するのはもったいない
サービスはそれを感じる価値との等価交換ですから
たくさん価値を感じてもらう努力は大切ですよね。
さぁ
今日も精進精進です。


一般社団法人 日本こどもプログラミング協会 
大阪藤井寺市のパソコン教室 スマイル・カフェ 代表
こどもパソコン塾 すまいるキッズ 塾長
愛と癒しのパソコン生活応援コンシェルジュ 
西尾茂和


2016年9月28日水曜日

プログラムって何 なんでグローバル化に関係あるの?

こどもがプログラミングを学ぶ意味は、プログラマーになるための職業訓練としてのものではありません。
論理的思考力を習慣づけるためのものです。

  
プログラムってなんでしょうか?

身近なところで使われているプログラムというとこんなところでしょうか

・運動会のプログラム
・演劇のプログラム
・テレビのプログラム
・競馬などでレーシングプログラムという風に言われることあります。

番組や演目や開催される催し物の順番、またはそれが紙などに印刷された印刷物をさしてプログラムって言います。

このページを眺めているみなさんが興味のあるのは
「コンピュータプログラム(プログラミング)」
という言葉だと思います。

「コンピュータプログラム」は
コンピュータを動かすための順番が書かれているものです。

そう、いたってシンプルこの上ない内容です。むつかしくはありません。

コンピュータは実はとても律儀です。人間的なあいまいな考えを持ちこむことはできません。

正しい方法を正しい手順で、プログラムとして記述する事で初めて正しく動作します。

論理的に正しい事を正しい順番で曖昧さを排除して考える癖付けをプログラミング学習が教えてくれるのです。



なぜ、そんな考え方がが必要になるのか?
 世の中がグローバル化したときに
 世界中のあらゆる人とコミュニケーションをとる必要があります。

ケニアの人と、イスラエルの人と、アメリカの人と、キューバの人、ギリシアの人、インドの人、ロシアの人、ニュージーランドの人

生まれも、文化も、思想も様々な人と緻密なコミュニケーションをビジネスで十分に取りたい!

こんな場面で ビジネスといいつつかなり庶民的な言い方ですが

「程よい大きさのリンゴが安かったら、今日のデザートに買ってきて、いいのがなければ、ほかのものでいいから」


「程よいって」 何センチ、何グラム
「安いって」いくら
「デザートに」って何個 買えばいいの 
「ほかのなんでもいいからって」
「そもそもどこに買いに行けばいいの ((+_+)) 」

こんな暗黙知だらけの意思伝達では頼まれた人は何をどうしていいのか判らない事になります。

もしかしたら「リンゴ」そのものの概念が違ったりします。

プログラミングでは物事は数値化して明確に伝えてゆきます。
「明るい」や「暗い」も数値で表してプログラミングしていきます。

プログラミングなんでグローバル化への対応と思う方もいらっしゃると思いますが、数値化して明確に伝えることの練習になります。
ビジネスの世界においてみ数値することは大切ですからね。


一般社団法人 日本こどもプログラミング協会 
大阪藤井寺市のパソコン教室 スマイル・カフェ 代表
こどもパソコン塾 すまいるキッズ 塾長
愛と癒しのパソコン生活応援コンシェルジュ 
西尾茂和

2016年9月7日水曜日

お客様を選ぶ!

お客様を選ぶなんて書くと、なんか とてもとても
偉そうな感じですが、

普通にどのお店も、どんなビジネスでもやっている事ですので
リラックスモードで眺めてもらえればと思います。

でも、しっかり意識して自分のお店に来てほしい人をしっかり絞って
お店(教室)に来てもらう事って
どんな商売でも共通して大切だと思います。

特に、地域密着の小規模事業では本当に大切な事と思います。

意識している事が大切で、「もわっ」としていると「もわっと」した人の集まり方がします。
差別化がしにくくなります。エッジも聞かないですよね。

前回のブログ記事では、地域密着型小さな教室のメリットってなんでしょうか?

という事で書きましたが
その続きです。



どんな人に来てほしいのか?

その人をイメージして、プロモーションをしていく事って大切ですよね。

私の学ぶ経営塾の塾長、経営コンサルタントの中井隆栄先生の
講義の中で、パーフェクトカストマー(自分が一番来てほしいお客様の理想像)に
向かってプロモーションを行うというのがあります。
そのイメージではなく、今いるお客様の○○さんと言う感じで明確に具体的なひとりに絞る
と言います。
すると類は友を呼ぶ式に同じ様な人が集まります。

価格を高くし、富裕層を狙う場合は特に大切と思います。
ひとの層のビラミッドの頂点へ近づいてゆきますから、人と人の関係がより濃密になるから
口コミの聞き方が強くなります。


まさしくこれだと思います。

前回は思考錯誤ですと
締めくくりましたが


実際にパソコン教室ではお客様の選別は行っています。

パソコン教室の方は、パソコンも教えますが

パソコンという媒体を通して、地域のご年配の方の
コミュニケーションスペースを作り、学ぶって楽しい
できるって嬉しい、みんなとお話する事が楽しい!
その場所へ行くのが楽しみ
を演出する事と
パソコンで困った事、わからない事が
あっても何とかしてくれる安心感が、うちの商材です。

なので、これに合わない方
長く通っていただく事を前提にしていますので
ひと月だけ習いたいという方はお断りしますし、

「ちょっと教えて」
1-2時間でこれだけやりたいねん!
という方は、レッスン時間外で調整がつけば
やりますが、余り歓迎していませんし
値段を聞いて変えられる方も多いです。

最初から値引き交渉する方も、やんわりお断りしています。

おかげさまで
すごく繁盛して、人が溢れかえっているわけではありませんが
パソコン教室にお越しのみなさんが形づくられている
コミュニティーはすごくいい雰囲気で
懇親会は毎回大盛況です。


一般社団法人 日本こどもプログラミング協会 
愛と癒しのパソコン生活お応援コンシェルジュ 
西尾茂和

2016年9月4日日曜日

地域密着型小さな教室のメリットってなんでしょうか?

みなさんこんばんは!

地域密着型小さな教室のメリットってなんでしょうか?

いろいろあると思います。

ひとつ言える事はお客様を選べる事にあります。

どんな風にお客様を選べばいいのか
ロボットプログラミング教室であれば
お客様は小学生ですか・・・・・?

街の小さな教室はオーナーさんひとり
でもしくは
少数のスタッフで運営と言うところが多いと思います。

そうなると

絶対手出しできない手法は、
薄利多売的な運営です。

当たり前ですよね。
少人数でやるんですから、たくさんの人数の相手はできませんよね。

お客様の単価を高く設定する事になります。
少し高い値段設定にする必要があります。

個人でやっているから、人件費のコストも安いし
なんで安くできないの?

例えば、1人オーナーさんの教室で
値段を安くした結果人数がたくさん集まった。
安い値段で教室のキャパがイッパイになった。
利益はあまり出てないから、スタッフ雇うと赤字だし
広い場所へ引っ越してキャパをふやすねんて・・・・

大変な事になります。

値段が安く、入会のハードルが下がると
いろんな人が入って来ます。
歓迎されないクレーマーさんの類もはいて
来やすくなると言います。(裏付けはないですごめんなさい)
単純に相手する人数が増えれば、そうなりますよね。

なので、やや大規模にやってらっしゃる所よりも
地域密着の小規模の個人オーナーさんの所は
高めの値段設定で利益をしっかり確保する方針がいいと思います。

でも、
それだと、十分な人数集まらないよ・・・・

何人の生徒さんが集まればいいでしょうか?

100人ですか200人でしょうか?

設定している、お客様の単価にもよりますし
塾併設校やパソコン教室併殺、教室のキャパシティーを考慮して
金額は決まると思います。
1教室でしたら、何百人も必要ないと思います。

私の住んでいる藤井寺市の人口は65000人
うち市内の小学校に通う児童の人数は約2000人です。
藤井寺市は小さい市なので実際の商圏は隣接する市にも及びますので
そのうち30人にひとり
クラスにひとりくらいの割合で入ってくれれ十分かなぁと思っています。

では、実際にどのようにアクションをするのか?


・・・・・と

こんな事を、大上段に偉そうな事を書いていますが


「営業マンは断る事を覚えなさい」の著者
「高収益Top3%クラブ」主催の経営コンサルタントの石原明さんの
マーケティング理論を勉強しつつ思考錯誤中です。

理論的には絶対間違ってないと思っています。
しかしビジネスは実践です。

この秋に向けてのプロモーション活動について、

どんなアクションをするのか、その実践してその結果は
報告してゆきたいと思います。


------
一般社団法人 日本こどもプログラミング協会 
大阪藤井寺市のパソコン教室 スマイル・カフェ 代表
こどもパソコン塾 すまいるキッズ 塾長
愛と癒しのパソコン生活応援コンシェルジュ 

西尾茂和

2016年9月3日土曜日

エジソンアカデミーロボット・プログラミング 体験会の進め方(1)

一般社団法人 日本こどもプログラミング協会 理事の西尾です。

私の運営する
パソコン教室 スマイル・カフェ
こどもパソコン塾すまいる・キッズでは



こども向けのロボット・プログラミング講座では
アーテック社のエジソンアカデミ―を教材に行っています。

体験レッスンをするにあたり
10人以上の大人数で保護者も含め30人近くの方に向けて
行う。イベント形式の体験会もありますが
この場合、プレゼンテーションやビデオを使い
場を盛り上げて、高いテンションで場の空気をつくり
一気にクロージングまで進める方法もあります。
この手法をとった場合は、そこそこスタッフの数も必要ですし、
テンションが下がったときに、小さな教室で無名だと
キャンセルが続いたり、クロージングにまで進める事が
出来ななどとなりがちです。


個人オーナーの塾やパソコン教室の子供向メニューのひとつとしてで
地域密着、小規模で開校されている場合は違ったアプローチが必要と思います。

当教室ではこんな形の体験会を実施しています。

簡単な教室紹介・インストラクターの紹介のあと
「プログラムってなに?」
「身の周りのコンピュータやプログラムにはどんなものがある」
「信号機のうごきをプログラムで考えてみると」
と簡単なレクチャと質疑応答でこども達の緊張をほぐします。


早速をパソコンに向かい、ロボットを制御する基盤をケーブルで
つなぎ、ボタンを押すとどんな信号のやり取りをパソコンとするのかを
プログラミング用の画面で見たと
ボタン操作でサーボモーター(人間のヒジの様な動きをするモーター)
を動かすプログラミンを行います。

そしてその動きに合わせて、ロボットを作ります。
ロボット作りには「アーテックブロック」を使用します。
レゴブロックの様に直感でブロックをつなぐと、
最後の方で、うまく接続できない所が出てきます。


突起の方向がどちらを向いているのか?
このブロックはいろいろな方向から差し込む事ができき、
こどもの創造力を表現力を伸ばす事ができるブロックです。

そのため、設計図でしっかりと読み解きながら接続しないと
完成予想図にある方に出来上がりません。
一見簡単そうなのですが、しっかり設計図読み解く力をつけます。

ロボットが完成したら、実際に動かしてみます。
モーターの個体差もあるので、そのままうまく動くとは限りません。
モータを制御する値を調整して、ロボットの転送して何度も挑戦!

無事うまく動かせたら、ここからがこども達の目がいちばんキラキラする
アレンジタイムです。
学んだことを応用しプログラムをロボットの形状を変えて
思い思いにアレンジします。
このアレンジで、今回作ったプログラミングの意味がだんだん理解
深まってきます。
この頃には子どもたちはもう、夢中でいろいろな動きを作っては
お父さんやお母さんに披露して解説してます。


---
こども達がプログラミングに取り組んでいる間に保護者の方に読んでいただける様に
「なぜプログラミング学習が必要か」といった資料やエジソンアカデミーの2年間のカリキュラムが
どの様に進み、どんな効果があるのかを説明した資料を数枚用意しお渡ししておきます。

こども達が自由に楽しんでいる間に、保護者の方にお声掛けをします。
こちらから何かを伝える遠い事よりも、質問がしやすいような呼び水としての声掛けです。

また、入会の詳しい説明が必要な方はこのあと、行いますのでと
希望者を募ります。


----

こんな風にこども達が自由に


みんな後ろ髪を引かれながら、ロボットを解体し、ケースに直し
最後に、今日の発見、工夫と楽しかった事をプレゼンテーションしてもらいます。
この発表はコースが始まっても毎回続きます。ただ楽しいだけでなく
発見する事、工夫する事を意識しながら、ロボットに向かってもらい
自分の思った事を表現する練習です。



最後のプレゼンテーションまでがレッスンという事をしっかり伝えます。

プレゼンテーションの部分は教材には記載がありませんが、必ずやるべきと思います。
先日、スタッフとして参加したロボカップでこども達が本当にしっかりと
説明できている姿を見て、考えている事を言語化して説明させる事の大切さが身に沁みました。



あっという間の90分が終わります。




一般社団法人 日本こどもプログラミング協会 
愛と癒しのパソコン生活お応援コンシェルジュ 
西尾茂和
nishio@keep-on-smiling.jp
パソコン教室 スマイル・カフェ

2016年9月2日金曜日

「定型をまなぶ」と「自由な発想」と「聞き役」

スクラッチで子ども達向けのプログラミング学習を初めてやったのが2年前、
昨年の、夏からロボット・プログラミングの講座お初めていますが
これまで、こちらで用意している課題を中心に講座を進めていました。



講座の流れは学ぶが中心で、そのあとの余禄の時間で
チャレンジミッションというタイトルで、工夫、応用の時間があり
それは、それで盛り上がり、子ども達は自分の工夫を口々に
披露してくれます。



「こんな風にしたいねん」
ちょっとすました子は
「こんなアイデアどう思いますか?」
やけに丁寧に、聞いてきます。



私はあまり講座にインストラクターとして立っていても
最近は教える事は極力しない様にしています。

ロボット・プログラミング講座のテキストには
必要な事は記載してありますし、しっかりできているので
あえて、こちらから、そこに書いてある内容を改めて
上乗せするような事は行ってません。

設計図、マニュアルをしっかりと読み取る力も大切だと
思っているからです。

ただ、悩んでいる子どもや低学年の子どもには、ちがう表現で
ホワイトボードで説明してます。

実はよくわかってない、高学年に気づきがある様に


でも、基本的には聞き役です。


こんな作りたいねん!
目をキラキラにして、やってくる子どもがいます。


私が運営する教室では、ちょっとでも、今習った事を
アレンジしたり、自分で考えて工夫して思考錯誤できる
時間を作るために、レッスン時間を教材提供のアーテックさんの
指定時間よりも長くとっています。

最初は時間を延長してやっていたんですが
お迎えに来られた保護者の方を30分以上も待たせることもあって
最初から時間を延ばし、子ども達に自由な発想を止めたくないので
延長してもそれでも足らずで少々保護者の方をお待たせする事も
多いのですが

自由な発想を上手に育てる事が
大切って、心底感じたイベントがありました。
その事はまた書きます。



一般社団法人 日本こどもプログラミング協会 
愛と癒しのパソコン生活お応援コンシェルジュ 
西尾茂和